【菊花賞2019】データ分析と予想｜世代最後の1冠を手にするのは？

牡馬クラシック3冠最終戦「菊花賞」のレース傾向とデータ分析をまとめていきます。淀の3000mを舞台にこの世代最後のレースとなります。昨年は異例のローテからフィエールマンが菊花賞馬の栄冠を手にしましたね！

今年の出走馬としては、春のクラシックでは皐月賞2着、ダービー3着と涙を飲み最後の1冠はなんとしても栄光を掴みたいヴェロックス、皐月賞の切符を掴むも馬の成長に合わせ、夏を休養に充てた神戸新聞杯3着馬ワールドプレミア、春のクラシックは勝浦騎手とのコンビで惨敗、最後の1冠はルメール騎手とコンビを組むニシノデイジーなど皐月賞、ダービー馬不在で混戦模様となりそうです。

では、そんなＧⅠ「菊花賞」のコース分析、レース傾向、脚質・枠別データを見ていきましょう。

菊花賞 概要

距離：京都 芝3000m

条件：ＧⅠ

賞金：1着賞金1億2000万円

出走条件：サラ系3歳（国際）（指定）

負担重量：馬齢

コース形態

向こう上面の中ほどからのスタートで、最初のコーナーまでの距離は約200mと非常に短い。コーナーを合計6回周る形状からも基本的には内枠が有利。どの馬も内を狙うため、縦長の展開になりやすい。最後の3コーナーの下りを利用して徐々にスピードを上げ、4コーナーをスムーズに回る器用さを求められる。

⇒内枠が有利！3コーナーの坂越えが重要に！

京都芝3000mデータ

脚質別データ

開催数が少ないためデータは少ないが、中団より前にいることが勝利の絶対条件となりそう。安定した成績を残すのは先行馬で、逃げ馬もそれなりに馬券に絡む。追込・マクりはほぼ馬券にならないため、各馬の位置取りがかなり重要となりそう。

⇒追い込み・マクりは馬券にならない！位置取りが大事！

枠別成績

コーナー6回のコースからイメージされるものとは裏腹に、外枠が5勝と圧倒的。馬券に食い込むのも2枠以外は6,7枠がほとんどで、1枠にいたっては0％。内枠というだけで過剰人気になる馬は軽視したい。

⇒2,6,7枠が圧倒的！1枠は複勝率0％！

菊花賞は荒れやすい？

昨年のユーキャンスマイルや一昨年のポポカテペトルなど3歳馬にとって初距離となるため、穴馬の好走も目立つ本レース。その荒れやすさを3連単平均配当を用いて調べてみました。馬券を組み立てる上で参考になりそうですね！

「過去10年の3連単平均配当」は

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データ分析まとめ

3歳馬にとって初めての3000mという距離。コーナーを6回も周るコースであることから、位置取りが非常に重要となる。流れ次第では求められる能力が全く異なることも本レースの特徴で、昨年は前半1000m通過が1:02.7、上位3頭の上りは33.9と瞬発力勝負となった。逃げ馬リオンリオン回避の影響で、昨年同様流れが緩くなる可能性も。

推奨馬

今年は皐月賞、ダービー馬の出走がないことから本馬にも十分チャンスがある。前走でしっかり距離適性は示しており、スタミナ・瞬発力どちらが求められる展開でも対応できることが強み。枠順も内すぎず外すぎず理想的で、良いポジションで競馬ができそう。父の産駒から菊花賞馬も出ており、新しい鞍上ととも最後の1冠を狙う！

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