【京都大賞典2019】展開と最終予想｜穴馬の大逃げに注意？
10月6日に京都競馬場で開催される「京都大賞典」の展開予想を中心にお伝えいたします。秋の天皇賞やジャパンカップにつながるステップレース、毎年多くの有力馬がここを使ってGⅠへ向かいます。
さて各馬の枠順ですが人気どころでは、今年の日経新春杯1着、天皇賞（春）2着とコース相性抜群なグローリーヴェイズが8枠10番、重賞での2着が4回となんとか初タイトルを手にしたい横山典騎手鞍上のエタリオウが2枠4番、初GⅠ挑戦となった前走大阪杯では0.2秒差の5着とこの秋飛躍を誓うエアウィンザーが5枠9番に決まりました。
全馬の枠順はこちらです。ではこの枠順がレースの展開にどう影響するのか検証していきましょう！
京都大賞典 概要
距離：京都 芝2400m
条件：ＧⅡ
賞金：1着賞金6700万円
出走条件：サラ系3歳以上（国際）（指定）
負担重量：別定
展開予想図
スタート直後
ペース＝ミドルペース
2走前に逃げる競馬をした⑧パリンジェネシスがハナを主張、2番手には安定した先行力が持ち味の⑦ドレッドノータスそして今年の京都記念勝ち馬⑭ダンビュライトと3頭が後続を離す展開。離れた4番手に①ノーブルマーズ、3連勝中の⑥シルヴァンシャー、⑨エアウィンザーなど。中団には外目を通って1番人気の⑯グローリーヴェイズ、最内で脚を溜めるのは最強の1勝馬④エタリオウと有力馬はこの馬群に固まる。後方には3歳馬の⑪アドマイヤジャスタや長距離重賞4勝の実績を誇る②アルバートが追走。
4コーナー～直線
3コーナーの坂の下りから後方馬も進出を開始し4コーナーでは各馬固まる展開に。⑧パリンジェネシスのリードが徐々に縮まり、外から⑭ダンビュライトが2番手へ進出。最内からは①ノーブルマーズが進路を探しながら脚を溜め、外から早めに⑯グローリーヴェイズと④エタリオウがマクリを開始。馬群の中からは⑥シルヴァンシャーや⑨エアウィンザーなども控えるが、馬群の内に入ってしまうと進路確保に手間取る可能性も。後方から3歳馬⑪アドマイヤジャスタや②アルバートもポジションを上げ、直線に賭ける。
展開予想まとめ
前半は数頭が後続を離しての逃げになるため、大逃げの格好となる可能性がある。開幕週の馬場で前は簡単には止まらないためかなり注意が必要。有力馬は中団～後方待機が多く、いかに3コーナーの坂の下りを利用してポジションを上げることができるかが重要。数頭がマクる展開になれば内の馬は窮屈な競馬を強いられる可能性も。
展開が最も向く馬は？
京都での重賞制覇の実績から舞台適性に問題はない。展開的にも前で数頭飛ばすような形となるとその逃げ馬を見ながら進めることができる本馬はかなり理想的な展開となる。前走は馬体重減が響き大敗したものの、しっかり休養を挟みここを目標に仕上がり良好。
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データ分析
京都大賞典のコース分析、脚質別データ、枠別成績は先日の記事でご紹介しました。こちらも是非、ご覧ください(^^)/
☆データ分析記事はこちら
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