【キーンランドカップ2019】データ分析と予想｜展開面を考えてもアノ馬しかいない！？
2019年8月25日に施工される「キーンランドカップ」。サマースプリントシリーズ第5戦目となるレースで、秋のスプリンターズステークスにも繋がる重要な一戦です。過去の勝ち馬にはスプリンターズステークスを制したカレンチャンやＧⅠで2着2回の実績があるビービーガルダンなどが顔を揃えます。
今年の出走予定馬としては、重賞連勝で挑んだ高松宮記念では人気に応えることができず4着、函館スプリントステークスでは飼い葉問題で無念の除外と、なんとしても悪い流れを振り切りたいダノンスマッシュ、京王杯ＳＣを勝って挑んだ函館スプリントステークスでは0.2秒差の3着だったタワーオブロンドン、前走UHB杯では人気に応えてしっかり勝ちきったリナーテなど実力馬が揃いました。
では、そんなＧⅢ「キーンランドカップ」のコース分析、脚質・枠別データ、天気予報・馬場傾向を見ていきましょう。
キーンランドカップ 概要
距離：札幌 芝1200m
条件：ＧⅢ
賞金：1着賞金4100万円
出走条件：サラ系3歳以上（国際）（指定）
負担重量：別定
コース分析
向こう上面のポケットからのスタートで3コーナーまでの距離は412mと長い。そこから3,4コーナーを回って2番目に短い約270mの直線が待ち受けるというコース。基本的に逃げ、先行馬が有利だが3コーナーまでの距離が長いため内外の有利不利は比較的少ない。
⇒基本は逃げ、先行馬が有利！内外の有利不利は少ない！
脚質別データ
※札幌芝1200m脚質別データ
勝率、複勝率、回収率とどのデータを見ても前に行くほど高い値となっていることがわかる。特に逃げ馬の成績が圧倒的で、勝率25％越え、複勝率42％と文句なし。スタート直後のスピードが非常に重要であることがわかる。
⇒逃げ、先行馬の複勝率が圧倒的！回収率も優秀！
枠別成績
※札幌芝1200m枠別データ
複勝率をみると意外にも6~8枠の成績が良い。スタート直後内でごちゃつく可能性が高いため、スムーズに走れる外枠の方が若干有利というところか。回収率にはかなりバラつきがあるものの、1枠と8枠の値が良いことから極端な枠の方が能力を発揮しやすいことがわかる。
⇒6~8枠の複勝率が高い！極端な枠が狙い目？
衝撃のデータ
過去10年のキーンランドカップの年齢別データを調べると、ある年齢以上の馬は全く勝利をあげていないという衝撃のデータを発見しました。1200m戦ですし、偶然のデータというわけではなさそうですね！
「過去10年勝利を〇歳以上の成績」は
こちら⇒人気競馬ブログランキング
※ブログランキング→順位を表示（現在25位あたり）→ブログ紹介文にキーンランドカップデータとして【】←に囲って書いています
天気予報と馬場傾向
札幌競馬場付近の天気予報はこちらです。
8月20日（火）：曇り☁
8月21日（水）：曇り☁
8月22日（木）：曇り☁ときどき雨☂
8月23日（金）：雨☂
8月24日（土）：曇り☁ときどき雨☂
8月25日（日）：曇り☁
1週間ずっと曇りマークが続き、金土と雨が続く予報。しかしレース当日は曇りマークと当日の馬場状態が予想しづらいところ。良馬場での開催となった先週の札幌、芝のレースは意外にも差し馬の台頭が目立つ結果に。開催が進み、外が伸びやすくなっているのは間違いない。雨の影響で芝コースにどこまで影響が出るか。
データ分析まとめ
脚質分析でも見た通り、前に行く馬が圧倒的に有利な舞台。1コーナーまでの先行争いでいかに好位置をキープできるかが鍵を握る可能性が高く、テンのスピードが求められる。出走メンバーを見て、ペースが速くなりすぎる可能性も検討したい。
推奨馬⇒人気競馬ブログランキング
逃げ馬が少ないメンバー構成の中、圧倒的にスタートが速い同馬。3番手以内に位置することはほぼ確実で、他馬に揉まれる可能性は少ない。小回りの重賞実績も十分で、近走復調気配なのも心強い。また馬場が渋っても問題なく、必ず押さえておきたい1頭。
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