【予想】セントライト記念2019｜データ分析とレース傾向
2019年9月17日（月）に行われる3歳限定重賞「セントライト記念」。牡馬クラシック最終戦「菊花賞」への前哨戦の位置づけとなっており、上位3着までの馬に優先出走権が付与されるトライアル競走。過去の勝ち馬にはここを制した後、菊花賞も制したキタサンブラック、3冠を制したシンボリルドルフなどそうそうたるメンバーが顔を揃えます。
今年の出走予定馬としては、青葉賞を制し挑んだ日本ダービーではかなりのハイペースで後続を引っ張り15着に沈んだリオンリオン、1番人気で挑んだプリンシパルステークスで6着に敗れた後、前走は自己条件をしっかり快勝したルヴォルグ、今年のクラシックで有力馬の1頭として期待されたものの、皐月賞17着、日本ダービー5着と一息な競馬が続くニシノデイジーなど皐月賞馬、日本ダービー馬の出走はありませんが楽しみなメンバーが揃いました。
では、そんなＧⅡ「セントライト記念」のコース分析、脚質・枠別データ、予想のポイントを見ていきましょう。
セントライト記念 概要
距離：中山 芝2200m
条件：ＧⅡ
賞金：1着賞金5400万円
出走条件：サラ系3歳（国際）（指定）
負担重量：馬齢
コース分析
直線の入り口からのスタート、1コーナーまでの距離は432mとそれなりに長い。外回りのため、特殊なコース形態となり1コーナー～2コーナーまでの距離も長い。最後の直線は310mとかなり短く、4コーナーでしっかり位置を取れることが重要。また2度の坂越えがあることからスタミナが求められる舞台。
⇒特殊なコース形状！スタミナがかなり求められる舞台！
脚質別データ
※中山芝2200m脚質別データ
直線が短いことからやはり先行馬の成績が優秀。マクリの複勝率は50％を超えていることから後方待機馬は早めに仕掛ける必要があると言えそう。逃げ馬は成績の割に回収率が低く、過剰人気になりやすい特徴がある。
⇒先行馬を狙え！逃げ馬は過剰人気気味？
枠別成績
※中山2200m枠別データ
母数が少ないため過信すべきではないが、意外と内枠の成績が悪い。特に1枠は勝率、複勝率、回収率すべてにおいてほぼ最低の数値を叩き出しており、狙う理由は全くないと言える。中枠が比較的安定した成績か。
⇒最内の成績が悪い！中枠が安定した成績？
予想のポイント
・特殊な中山コースの実績が重要！
・2度の坂越えに耐えるスタミナが必要！
・逃げ馬は過剰人気になりやすい！
・後方待機馬は早めの仕掛けが不可欠！
・最内枠は軽視すべき！
データ分析まとめ
中山2200（外）はかなり特殊な形状であるため、器用さが非常に求められる舞台。また2度の坂越えが待ち受けているため2200m以上を走り切るスタミナが必要になりそう。経験の少ない3歳馬にとって過酷なレースとなっているため、人気通りに決まらないことも多い。実績よりも立ち回りの上手さを重視したい。
推奨馬
充実期を迎え、成長力を感じさせる同馬。距離、コース実績も申し分なくスタミナに不安はない。比較的、前目の位置で競馬ができ内過ぎず、外過ぎない枠も良い。どの位置からでも長く良い脚を使えるため、窮屈な競馬になっても上位争いは確実。優先出走権獲得に期待したい。
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